自然散策企画のアシスタントの仕事で城下町、佐倉へ。
昔、武家屋敷が多く存在していたことから武家屋敷と椿の話。よく言われるように、武士の家には椿は縁起が悪いとさることが多い。花が丸ごとぼとっと地面に落ちる様が首が落ちるようだから。
一方で私は反対の捉え方を聞いたことがある。ぱらぱらと落ちるよりも潔いということで逆に好まれたとか。講師の先生が言っていたように、庭師と武士のやりとりは様々で時に庭師が武士を丸め込むようなことがあったかもしれない。
日本人の自然現象の捉え方が面白い。
昔から椿は品種改良されたようだが江戸で好まれた(?)豪華絢爛なものの一つでは。といったようなことを先生が言う。京都のわびさび文化とも対照的とも。椿ということで京都の無鄰菴でみた「落椿がみられるかも」の案内を思い出した。京都ではどんな椿が好まれたんだろう。