9月3日(15日目) お祭りみたい

たまってしまったレポートを書きながら振り返っている。

折形は“ハレ”と“”でいうと“ハレ”のもの、日本での研修中に長田さんがおっしゃっていた。私の自然物採集や観察はどちらかといえば日常的なものなので“ケ”のほうだ。アルゼンチンに来る前にこちらでのプランを考えながら現地での日常にそっと入りたいし自然物採集もしたい、現地での日常について考えていた。でも折形は“ハレ”のものだしなぁ。
もやもやと考えていたのだが長田さんが研修中に「岩田さんがアルゼンチンにいって交流するということ自体が “ハレ”の場なのでは?」というようなことをおっしゃってくれたお陰で私はすっと楽になった。確かに私が地球の反対側からやってくることが既にとんでもないことだ。楽になったお陰で私は純粋に交流を楽しめるようになった。

今回進行している6つのプロジェクトはCaminosで日常的に行われているクラスから発想したものが多い。1日のなかに多様な時間があるからそのおかげもあって、それにぴったりな折形がリンクする
。日本にいた時は予想もしなかった展開で私はテンションが高めだ。勢いでいろいろやってしまう時もあれば静かに過ごす時もあって。なんだこの感じはと思ってふと日本のお祭りを思い出した。

神事をしてお神輿を担ぐ感じ。そして最後は直会。

来週はいよいよ最後の週。